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ザ・レイト・グレイト・マジック・サム |
ブルースだけではなく何か新しいものを的な動きがある録音が収録されている。確かに当時にしてみると新しい試みであることは確かなのだろう。だがマジックサムにキーボードや、裏でのオルガン(笑)は必要かい?何かを勘違いしていたのだろう。大元からある音に対してもキーボードがうるさい。必要なのだったろうか?それだけがとにかくは強く感じる。マジック・サムの作品でマジック・サムの特質を売り消すような音作りって?プロデューサーであれ、レコードあれ、いったい誰なのかは知らないが根本において間違いを犯してしまったというところなのだろう。様々な音への挑戦もいいかもしれない、だが中心はいったい何?の世界を作り出したらそこでおしまいだろう。これってマジック・サムが健在の状況で、かつ、その後の新境地的な方向に流れていたら思い切り批判された音作りだろう!!
しかし彼のギターは相変わらず好調。本当に流れるように音がきれいに流れていく。そして歌も好調。そう、本来の彼の特性はここでも最大限に表現されている、が、何故か変な音が・・・・・これがなければね。しかし何故に彼のためではない音をつくったのだろう?やっぱり60年代って変な年代であったということも言えるのだろうね。まだまだ試行錯誤時代。その中で思わず間違えてまともな作品を台無しにした作品という位置付だろう。まあ本来の彼の音の部分は本当に絶好調。誰だ?邪魔したのは。そして彼はこの世にはいない・・・・・だが本来の立ち位置で演奏のものは本当に凄い!SOMETIMESなどは本当に目の前で聞きたくなるような音だ!この曲以降がマジック・サムの本来の音であり、やはりすごいものがある。最初からこのペースで押し切っていくことができていれば・・・・・ |
曲目 |
1.HIGH HEEL SNEAKERS
2.ALL YOUR LOVE
3.TRYING TO MAKE IT
4.CALL ME IF YOU NEED ME
5.LOOK OUY SAM
6.TORTURING MY SOUL
7.SOMETIMES
8BACK DOOR FREIND
9.FEELING GOOD
10. ALL YOUR FAULT
11.LOOKING GOOD
12.EASY BABY |
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